膿皮症



膿皮症(のうひしょう)は、肛門周辺の皮膚の汗腺や皮脂腺に細菌が感染して炎症が起こり、化膿し、瘻孔(ろうこう:炎症によって生じた穴)から膿が出る病気で、痔ろう(肛門周囲膿瘍)と間違いやすい病気の一つです。


痔ろうの原因となる肛門周囲膿瘍と、この膿皮症の区別は素人には分かりませんので、どちらにしても肛門から膿が出た場合には早めに病院で診察を受けましょう。


 膿皮症の原因



膿皮症の原因は汗腺や皮脂腺に細菌が侵入し、感染することで、炎症の原因となる細菌は、ブドウ球菌などさまざまありますが、複数の細菌が混ざり合って感染・発症することが多いようです。


 膿皮症の症状



膿皮症の症状は肛門周囲膿瘍とよく似ており、基本的には別の病気なのですが、この2つを併発していることも多く、膿皮症が原因で痔ろうへ発展することも珍しくありません。


 膿皮症の治療



膿皮症の手術は炎症部だけでなく、背筋の筋膜まですべて切除しなければ完治しないのですが、この場合に、筋肉を切除し過ぎると、術後に機能障害などの後遺症が残る可能性がありますので、どれほど切除するかがとても難しい手術となります。


しかし切除部分が不十分だと再発する可能性もありますので、近年では、まずは機能障害が残らない範囲で切除し、再発した場合はその都度、切除していくという手術方法が取られています。



スポンサードリンク

 

Copyright © 2006-2017 痔の種類と治し方. All rights reserved