痔ろうの原因


痔ろうの大きな原因は、肛門と直腸の境目である「歯状線」のくぼみ部分(肛門腺窩)が細菌感染などによって化膿し、「肛門周囲膿瘍」ができることです。この肛門周囲膿瘍ができる原因が“下痢”や“免疫力の低下”なのです。


-痔ろうの原因-


 下痢



通常の排便では肛門腺窩に便などが入り込むことはほとんどないのですが、下痢の場合は激しく便が流れるために、通常では入り込まない肛門腺窩に便が入り込んでしまい、肛門腺窩が便に含まれている細菌(ばい菌)に感染され、この症状が続いたり悪化すると化膿したり炎症を起こしてしまい、そして肛門周囲膿瘍となってしまうのです。


ですので下痢の後は、肛門付近をウォシュレットなどで洗ったりして、清潔に保つことが大切になってきます。


 免疫力(体力)の低下



肛門腺窩に便が入り込んでしまっても、必ずしも細菌に感染し、「肛門周囲膿瘍」になるわけではありません。


元来、肛門付近は細菌などによる感染に対しては強い免疫力を持っているので、健康な状態であれば、簡単に感染されることはないのですが、疲労や病気などで体力が低下し、免疫力が低下している時に、下痢などをして肛門腺窩に便が入り込んでしまった場合に細菌に感染し、「肛門周囲膿瘍」へと繋がってしまうのです。


 いきみ過ぎ



排便時に「いきみ過ぎ」ると、肛門腺窩に便が入り込んでしまうことがあるので、いきみ過ぎも痔ろうの原因になる場合があります。


また痔ろうが女性に比べて男性に多いのは、男性のほうが排便時に「いきむ力が強い」からだといわれています。



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