PPH法
痔の中でも特に内痔核(いぼ痔(イボ痔)の1つ)に対して行われる比較的新しい手術法がこのPPH法です。
PPH法の手術法や特徴は以下の通りです。
PPH法の手術法 | |
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専用の器具を肛門に挿入し、「直腸粘膜」を筒の内部に挟み、内痔核自体は切除せず、痔核の上の直腸粘膜を輪切りに切除し、切除した患部を縫い合わせ、内痔核を持ち上げて痔核への血流を防ぐことによって、痔核を小さくし、内痔核が脱出しないようにする手術法です。
PPH法のメリット | |
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◎術後の痛みが少ない
◎術後の出血が少ない
◎改善率が高い
PPH法のデメリット | |
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◎入院が必要(1週間以内)。
◎内痔核は基本的に残ったままなので、いつ再発するか分からない。
◎この手術だけで完治することは期待できない。
◎比較的新しい手術法なので、将来直腸などにどのような副作用が起こるかは未知数。
◎直腸粘膜を目分量で切除するので、切除し過ぎる場合がある(医師の技術に左右される)。
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