痔の治療が遅れる理由
痔は他の病気に比べると、診察(治療)が遅れ、後回しにされがちな病気です。ではその理由は何なのでしょうか?
痔の診察(治療)が遅れる理由 | |
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◎診察を受けるのが恥ずかしい
◎直接命に関わる病気ではない
◎完治しない(再発する)と思っている
◎病院に行くのが面倒くさい(時間がない)
◎痔の手術は避けたい
◎痔の入院は避けたい

この中でも最も多い意見は、「診察を受けるのが(他人にお尻を見せるのが)恥ずかしいから」というものです。
特に女性の場合は、「痔の診察を受けるくらいなら死んだほうがましだ」「病院に行くくらいなら痔が治らなくてもいい」とさえ思っている方もいるようです。
また、痔は確かに直接命に関わる病気ではないので、比較的軽視されている傾向にありますが、「痔だと思って診察を受けたら、実は直腸がんや大腸がんだった」ということも珍しくなく、治療が遅れると症状が悪化し、手術が必要になったり、痔からさまざまな病気に繋がることもあるのです。
痔は自己判断で治療をしても完治させることは難しく、また適切な治療を受けないと、治ったと思っても再発する可能性が高い病気で、再発するたびに症状が重くなるといった特徴もありますので、「痔かな?」と思ったら早めに病院(肛門科などの専門医)で診察を受けることをおすすめします。
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